六曜(ろくよう)とは、毎日の縁起の良し悪しを占う際の考え方です。
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順番で6種類の「曜」があり、それぞれの曜に意味があります。
《先勝》先んずれば即ち勝つという意味を持ち、早くことを済ますことが吉とされ、訴訟事に良い日とされています。なお、時間帯によって吉凶が変わり、午前中が吉・午後2時~6時は凶とされます。
《友引》勝負事で引き分けになる日だと言われます。現在は凶事に友を引くという意味が一般的で、葬式や法事は避けるべき日と認識されている方が多いでしょう。
時間帯別の吉凶は朝が吉・昼が凶・夕方は大吉とされています。
《先負》先んずれば即ち負けるという意味を持ち、争いごとや急用を避けるべきで、万事に平静を守る事が良しとされています。午前中は凶、午後は吉とされています。
《仏滅》六曜における大凶日。物事が終わるという意味があり、婚礼などのお祝い事を避けるべきという認識が一般的になっています。
《大安》大いに安しという意味を持ち、六曜の中でも最も吉の日とされ、何をするにも良い日です。
《赤口》陰陽道で縁起が悪いとされるの赤舌日(しゃくぜつにち)に由来し、正午の前後を除いて凶日とされる日です。
六曜とはその日にやることが良いことや避けたほうが良いことを考える指標です。気にするか気にしないかは人それぞれですが、何かを決める時、六曜も意識しながらケースバイケースで考えてみてはいかがでしょうか?
